福祉でも役立つPDCA。改めてしっかりと確認しておきましょう

福祉でも役立つPDCA。改めてしっかりと確認しておきましょう

明日からと言わず今からでも使おう、PDCA!

とにかくいろいろな場面で活用できる改善手法といえばPDCAサイクル。福祉の現場でも当たり前のように使われていますよね。
知ってるよっていう方はもう一度再確認として。いまいちよく分からないという方は、この機会にしっかりと理解して明日からどんどん使っていきましょう。日々の仕事はもちろん、趣味のスポーツから勉強、恋人とのデート計画などにも、いつでもどこでも何にでも使える万能なところもポイントです。ちなみにPDCAとはplan,do,chekc,actionの頭文字を取ったもの。これをグルグルと繰り返す事で改善などをしていく手法です。では、それぞれ解説していきます。

 

1, PDCAのP

まずはPDCAのPから。
PはPlan、計画のことです。まずは、思いついたアイデアを行動に移す前に計画を立てることから始めましょう。綿密な事業計画や経営計画以外にも、ちょっとした業務改善を計画するのにも有効です。
本格的な事業計画書でなくても、TPOに合わせてメモ書き程度でも構いませんので、計画を立ててみます。

2, PDCAのD

2番目はPDCAのD。これはDo、実施のことです。計画を立てたらその計画通りにやってみます。成功するかもしれませんし、失敗するかもしれません。とりあえずこの段階では成功や失敗は考慮しません

3, PDCAのC

3番目はPDCAのC。これはCheck、確認のことです。実施した結果を確認します。成功しているかもしれませんし、失敗しているかもしれません。どちらにせよ、立てた計画と結果を比べて、なぜそういう結果に至ったのかをしっかりと検討してまとめます。これもTPOに合わせて、できれば文書にしてまとめてみましょう。

4,PDCAのA

4番目はPDCAのA。Actの略で、必要な措置を行うことです。
3番目のCheckで検討した情報を元に、必要な改善策などを考える段階です。どうすればもっと良くなるか、ここで改善すべきポイントをしっかりと把握します。

5, PDCAのPに戻ります

そして最初のPに戻りActの改善ポイントを盛り込んで計画を練り直します

 

PDCAはみんなで関わっていく事が大切

昔の経営理論では、PとCは管理者が行い DとAを部下が行うというのが常識だったようですが、現在では全てにおいて部下も関わり、管理者は方針を示して舵取りをする役割を担うのが良いとされています。

例えば、こんな例はどうでしょうか。

計画を上司が作って部下がその計画に沿って行動し、その結果の報告を受けて上司新たな計画を作る様なサイクルであったとしたら改善の余地があるかもしれません

皆さんの職場ではどうでしょうか。PCDA全てにおいて部下が関われる様な環境づくりをして行く事が管理者に求められます。効果的なPDCAサイクルを回していける様に参考にしてみて下さいね。

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