リーダーシップの中でも、縁の下の力持ちと言われる「サーバントリーダーシップ」とは何なのか?
サーバントの意味は「召使い」という意味です。
召使いとリーダーシップでは意味が全く逆というか、相反していますよね。この「召使い」というのは、部下を支えるサポート役に回るというニュアンスが含まれています。
サーバントリーダーシップについては、書籍もたくさん出ていますし、興味のある方はググってみてください。
簡単に説明すると、部下を信頼し、やりたい事を聞き、部下のやる仕事を支えてあげるようなリーダーシップの事です。
こうする事で、部下のモチベーションは上がりますし、コミュニケーションも円滑になりそうです。でも、やりたいことはなんでもやらせる、言いなりリーダーとは違います。あくまでリーダーが「やるべき事・ビジョン」を示して、それに向かってみんなで頑張る事が前提です。その中で、部下のああしたい、こうしたいを支援してあげます。自分勝手に道をそれる部下がいる場合はしっかりと指導をしないといけません。
押さえつけるような権威的なリーダーシップとの違い
リーダーシップっていうのは、結局のところ人間関係と仕事の結果のせめぎあいみたいな所があるような気がします。そんな時に、上から押さえつけるような権威的なリーダーでは、結果は出ても人間関係としては難しいというか、そういう組織は長続きしません。売上などの結果は出るのかもしれませんが、入れ替わりの激しい組織になるのはほぼ確実なのでは・・・。
サーバントリーダーシップのような、部下のやりたいことを支えてくれるようなリーダーの方が付いて行きたくなる、という方は多いんじゃないでしょうか。私もそうです。
「サーバントリーダーシップ」を取り入れる事で期待できる効果は
円滑なコミュニケーションと信頼関係を築ける
部下の自主性を育てる事ができる
チームとしてのまとまりができる
部下の良いアイデアを拾い上げる事ができる
サーバントリーダーシップは、カリスマ性でグイグイと引っ張っていくようなリーダーとは対照的で、部下の意見を汲み取り、環境を整えて支えていくようなリーダーシップ。
次回はもう少し掘り下げてサーバントリーダーシップについて考えてみたいと思います!