以前の記事で、介護保険外・混合介護について書きましたが、今日は「ニーズ」について。ニーズ=何が求められているのかという事です。
介護保険外・混合介護が何なのか云々よりも、このニーズの方が重要です。以前の戦略ドメインの記事でも書きましたが、お客様のニーズにどのように答えるのかが戦略の基本になってきます。
さっそく実際の事例を交えてご紹介・・といきたいところですが先ずは、
どのようなニーズがあるのか?
介護保険外・混合介護はお客様から何を求められているのか?
について書いてみたいと思います。
介護経営にとって、これ、とっても重要です。
目次
保険外福祉サービスで特にニーズが高いサービスにはこんなものがあります
- コミュニケーション・人との関わりが欲しい
- 介護が必要になっても、「それまでの当たり前」を継続したい
- 喜び・楽しみ・やりがいにつながるサービスが欲しい
- 「仕事と介護の両立支援」など、介護者支援、家族の支援をして欲しい
- 要介護認定を受ける前では、家庭内労働力の代替=家族代わりになってくれる人が欲しい
- 要介護認定を受ける前では、「出かける場所」「参加するところ」が欲しい
この中でも、今回は1のコミュニケーション・人との関わりのニーズについて紹介をしたいと思います。
外出しない高齢者のニーズ、そしてその家族のニーズを知る事で見えてくるものとは?
コミュニケーションに関するサービスは、現代ではまず最初にTwitterなどのSNSが思い浮かぶ方が多いかもしれませんが、高齢者には当てはまらないですよね。
外出できない高齢者、もしくは外出したがらない高齢者はどうしてもコミュニケーション・人との関わりが希薄になって孤立しがち。介護保険が使える方であれば、デイサービスに通う、訪問介護を利用する事で人との関わりを促せますが、では、保険外サービスでは何ができるのか?
人と関わりたい高齢者のニーズと、様子を報告してほしい家族のニーズを同時に満たすサービスが主流になっていく。
例えば、
安否確認をしてくれて、楽しくお話ができて、その様子を遠方の家族に報告してくれる
そんなサービスがあったらどうでしょうか。
明日の記事では「会話型見守りサービス」の事例をご紹介します。ただの見守りサービスと思う事なかれ。痒い所に手が届くよく出来たサービス事例です。ではまた!